歴史研究家「金原 政敏(言語復原史学会会員)」
私が会社をリタイアし、これからの生涯の趣味として、若いときから興味をもっていた、
中国の歴史書・三国志(魏書倭人章)、日本の歴史(日本書紀・古事記)、
韓国の歴史(三国史記・三国遺事)等を含む歴史書の史実の研究(文献学)を
平成5年頃から本格的に始めた。
特になぜ「大化の改新」なのかの最大の疑問については、小学校時代からの興味対象であり、
自分としてこの問題を解決するには、我が国の文化の源(メソポタミア文明)にまで
さかのぼって確かめておく必要があり、
学習するうちに理解したのは在来のオリエント学説では、
オリエントの最古の集落遺跡は、イランとイラクとトルコの周辺に散在する農排と牧畜による
食料生産経済発生に伴う遺跡群で、紀元前7000年頃のものであろうとされていた。
続いてメソポタミヤ北部で紀元前6000年頃の新石器を使う人々の村落跡が発見され、
サマッラで最古の灌漑農耕施投が見つかっているが、ウバイドが属するメソポタミヤ南部には
せいぜい紀元前5300年頃の集落遺跡しかないとされていた。
しかし1980年代にウバイド遺跡の洪積層の下に、さらに古代の遺跡が見つかり、
発掘調査の結果、それが8000年前のものだと確認されたが、
折悪しく発生した湾岸戦争で中断し、
それ以上の進展は見られないから、考古学的な実態は今のところ不鮮明である。
私たち倭人(ウワイト)の子孫としては、ウバイドという祖国の発生年代は、
是非知っておきたい大問題である。
発生時期はマルドゥク信仰などでバベル族が分化した頃であるということになるが、
今後、若い人たちの研究課題である。
また、オリエント史(ウバイド・アッカド・シュメル等)・ギリシャ史・インダス文明史・
中国史・朝鮮史等の理解を深めることにより、
今後の史学の発展・日本の真の歴史・日本文化源流の語源、
成立・日本人の感情・表現の相互理解・世界の平和繁栄等に少しでも貢献できれば幸いです。
今年3月に起こった東日本大震災&福島原発問題を考えると、広島での原爆被爆者として、
歴史に基づいた経験により学んだことを糧にして、未来に無知では絶対に幸運はつかめない、
なぜならば正は正、不正は不正、善は善、悪は悪と、はっきりさせる以外に
人類の悲劇を食いとめる道はない。愚者たちが無思慮にはまりこんだ泥沼の中で、
一緒にもがいていたのでは、とても明日は期待できない。
人類はどんな天災にも戦争にも滅びなかったが、精神が腐っては永続きは望めない。
真の英知と活力は透明な心にだけ芽生える。そしてそれが唯一の救いなのである。
このことをなすことが、21世紀は「黄金(繁栄)の世紀」で「太陽(日本)の世紀」になるように
私には思える。
『参考』
歴史学講座『創世』うらわ塾
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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